口呼吸って本当は怖い!
こんにちは、歯科医師のRです
今回は口呼吸についてのお話です
あなたは普段、鼻で呼吸していますか?口で呼吸していますか?
花粉症の季節…鼻がムズムズでついつい口で呼吸していませんか?
口呼吸は本当は良くないんだよ!鼻で呼吸することが大事だよという話です
「鼻呼吸」と比べ「口呼吸」にはいろいろなデメリットがあります
①虫歯や歯周病リスクがあがる
②口臭の原因になる
③歯並びへの影響
④風邪やアレルギーにかかりやすい
などの影響があります
●虫歯や歯周病リスクがあがる
お口の中には常に、唾がありますよね(=唾液)
この唾、いろいろな機能を持っているのです
(詳しい唾の働きについては、今度のせますね!)
その中に、虫歯菌や歯周病菌の働きを抑える作用があるんです
口が開いていると、口が乾くことに繋がり、唾がうまく全体に伝わらず、原因となる菌の増殖に繋がってしまうのです
一生懸命ハミガキしているのに虫歯をいっぱい作ってしまうのは、口呼吸が原因かもしれません
●口臭の原因になる
上の項目でも書きましたが、唾はいろいろな菌の働きを抑えてくれます
それは、口臭の原因となる菌もです
朝起きた時、口の中がネバネバしていたり、口が匂ったりしたことはありませんか?
それは、寝ているときに口の中の菌が増えてしまったためなのです
●歯並びへの影響
歯並びは、舌から受ける力と頬や唇から受ける力の均衡がとれる位置に並ぶようになっています
(詳しい歯並びの話は、今度のせますね!)
口が開きっぱなしだと、頬や唇からの力が緩み、出っ歯など歯並びが悪くなってしまいます
顎の成長にも大きく関わってくる話ですので、口呼吸だからといって侮れません!
●風邪やアレルギーにかかりやすい
通常、鼻で呼吸するときは、外気を取り込む際に入ってきた細菌やウイルスを排除する機能が備わっています
一方、口で呼吸するときは、外気に対する防衛機能が働かないため、風邪などにかかりやすくなるんです
口呼吸って思っていたより怖いことがわかっていただいたと思います
口呼吸を治したいと思っている方
そもそも鼻が詰まっていて鼻呼吸ができない!という方は、まず耳鼻科で一度診てもらってください
鼻は詰まっていないが、ついつい口が開いちゃう、寝ているときも口があいちゃう!という方は、私たちに一度ご相談ください
こんどう小児歯科では、検診や治療だけでなく小児矯正治療も行っています
歯並びだけではなく、口呼吸の改善をはじめ、お子様の健康的なお口づくりに力を入れています
詳しい話を聞いてみたいという方、一度ご相談ください!
お待ちしております